株式会社セイワ地研 様
ご依頼のきっかけ
以前より弊社の求人情報誌「あぱぱ」へのご掲載や、有料職業紹介での人材採用でお取引があった企業様です。
新入社員が入社された際「キャリアアップ助成金活用研修」の3日間の研修のみ参加していただき、その後「ストレスチェック」も導入されました。
初年度の従業員数は、1事業所単位で50人を越えそうな状況となり、産業医を探していらっしゃいましたが、なかなか見つからず、弊社にご相談いただきました。
当初は社内でのストレスチェック実施を検討されていましたが、総務ご担当者様の業務負担が大きい点や、守秘義務の負担などを考慮され、弊社のストレスチェックをご活用いただきました。
現在は、従業員は50人未満となり、産業医の選任は必要なくなりました。
ストレスチェックに関しては「努力義務」なのですが、従業員を大切にする社風・経営方針もあり、ストレスチェックは継続で実施されています。
ストレスチェック実施と面談結果
初年度のストレスチェック実施の結果は、高ストレス者なしという、大変素晴らしい結果となりました。
全員面談の中で、上司と部下の間で世代間ギャップが生じている傾向が一部見られた事もあり、社内研修として、管理職研修などを実施致しました。
また、事業場外相談窓口の設置もご契約いただいており、カウンセリングに係る料金は全額を会社負担にされています。
職場環境改善計画の内容
平成29年度のストレスチェック及び返却時全員面談によるヒアリングで上がった問題点をふまえ、平成30年度は以下の対策を実施し、職場環境改善を計画する。
事業場外相談窓口の設置 | 管理職に対する研修 | 一般社員に対する研修 | |
現状評価 | 社内の人に相談しづらい内容を一人で抱え込んでしまう | 上司・部下共に年代差によるギャップを感じている。 | 上司・部下共に年代差によるギャップを感じている。 |
期待する状況 | 安心して相談できる窓口の提供と有効活用 | 傾聴訓練等による部下への対応の変化 | 上司や周囲とのコミュニケーションを意識する |
具体的な改善策 | チケット配布により個人が特定されず相談でき、カウンセリング費用は会社負担 | ・世代間での考え方の違いを学ぶ。
・管理職として部下育成の意識を高める |
・世代間での考え方の違いを学ぶ。 ・交流分析やアサーションを学ぶことにより、周囲とのコミュニケーション意識を高める |
実施責任者 | 総務課長 | 総務課長 | 総務課長 |
実施時期 | 平成29年7月~ | 平成30年5月実施 | 平成30年6月実施 |
フィードバック方法 | メール配信による相談窓口の案内 | 研修終了時に満足度調査を行う | 研修終了時に満足度調査を行う |
完了予定時期 | 継続中 | 平成30年5月 | 平成30年6月 |
企業ご担当者様の声
ストレスチェックを導入し、社内の人間には言いにくい悩みや相談を社外の方に聞いていただく機会ができたことで、社員一人一人の心の負担が減ったように感じます。実際に個別面談の後には、「思わず泣いてしまった。」、「スッキリした。」という社員からの声を聞き、総務担当者の心の負担も減りました。ありがとうございます。